2017年11月29日
【福岡】博多の老舗フレンチで秋の宴♪@レストラン花の木
【店名】レストラン花の木 公式HP
【住所】福岡県福岡市中央区大濠公園1-3 ボートハウス大濠パーク
【営業】12:00〜15:00(L.O.14:00) 18:00〜22:00(L.O.20:30) ※要確認
【定休】月曜日(祝日の場合、翌火曜日) ※要確認
※地下鉄・大濠公園駅3番出口より徒歩2分。西鉄バス・荒戸1丁目停より徒歩1分。

【住所】福岡県福岡市中央区大濠公園1-3 ボートハウス大濠パーク
【営業】12:00〜15:00(L.O.14:00) 18:00〜22:00(L.O.20:30) ※要確認
【定休】月曜日(祝日の場合、翌火曜日) ※要確認
※地下鉄・大濠公園駅3番出口より徒歩2分。西鉄バス・荒戸1丁目停より徒歩1分。

『レストラン花の木』の前身は1953年(昭和28年)に福岡市中洲で創業した、
福岡発祥のロイヤルグループの第一号店です。
福岡初の本格フランス料理レストランでもあり、国内外の賓客をもてなす迎賓館的存在でした。
1989年(平成元年)に現在の大濠公園内に移転し、その後も改装されましたが、
スタイリッシュなフレンチ店が増える中、老舗の風格とクラシックな雰囲気を保ち続けています。
窓からは大濠公園の景観が望めます。
ゆえに改まった会食やウェディングパーティー、勝負デートにも相応しいところですが、
秋も深まり赤ワインが美味しい季節になりましたし、福岡ソムリエ界の重鎮・黒木氏もおられるので、
老舗のモダンフレンチとワインを楽しむこととなりました。
こちらがレストラン花の木(2階)がある『ボートハウス』です。
水上レストランみたいにキレイです。
1階は同じくロイヤル系列の『ロイヤルガーデンカフェ大濠公園』と
ベーカリーやピンクベリーのフローズンヨーグルトが楽しめる『パークショップ』になっています。

暫し、中の島散策後、店内へ。
静かな感じに見えますが、実は大濠公園はランの聖地なので、
夜と言えどジョガーでワシャワシャしとります(笑)。
目の前を魚の大群のように流れていくジョガー達の一瞥を浴びながらの写真撮影。

1階のウェイティングスペースから2階のレストランフロアへ。
全40席ほどのフロアで、個室もあります。

レストランから中の島のライトアップが望めます。
数分毎に色彩パターンが変化するそうです。
[点灯時間] 4月〜9月(19:00〜22:00) 10月〜3月(18:00〜22:00)

夜景を眺めつつスタートする秋のフレンチ@レストラン花の木。
最初は「がっつりジビエでも食べよう」ということだったのですが、チョット違う雰囲気。
メニューをうかがうと、お肉は鴨か牛フィレ肉とのこと。

ワイン通の友人と黒木支配人がワインリストを色々見ながら相談している間に
「グランクリュうんぬん」というとこだけ耳ダンボで聞きながら、シャンパーニュを頂きます。
以前ほど泡・白・赤と全てボトルで飲めなくなってきたので、
今回はシャンパーニュだけグラスで頂きました。

アミューズ・ブーシュ。
地鶏のミンチボール・ナスを生ハムで巻いたもの・ポワロ葱・ビーツソースのチーズムース。
公式サイトのメニューには、『季節のメニュー』とだけ記されており、詳細はありません。
その場ではお料理について詳しい案内を頂きましたが、あまり覚えていないので、
記事ではテキトーに簡単に書いてます。

パンはカンパーニュみたいなもの。後にバゲットも出ました。
パンは自家製ではないものの、オーダーメイドで作ってもらってるそうです。
バターはあっさりタイプと発酵タイプの2種類。

冷たい前菜。
カツオに、彩り野菜・スーパーフード・クミンのソースを組み合わせたもの。
博多屈指の老舗レストランですが、料理はクラシックでもトラディッショナルでもなく、
イマドキのライトな創作フレンチです。
フルコースを頂いても、それほど罪悪感を感じないボリュームです。
そして、イマドキらしくフォトジェニック♪

いつも友人が料理に合わせて選んでくれるワインが楽しみです。
白は、2008 Domaine Roulot Meursault Les Luchets
ドメーヌ・ルローについての黒木支配人のミニセミナーもお値段の内なので、一生懸命聞きます。
ムルソーはとても好きですが、最近はライトなフレンチに合わせてライト志向のものが好まれるとのこと。
でも、コレは個人的好みの力強い樽香を感じつつ、エレガントさは保っていました。

温かい前菜。
アワビ・肝のソース・アミガサタケ。

魚料理は甘鯛とマツタケ。
今回のムルソーの若干の軽やかさは、泡系のクリームソースと相性が良かったです。
余談ですが、使ってあるお皿は小石原焼(福岡県朝倉郡東峰村産)だそうですが、
若手の方による作品なのでどことなくモダンでした。

少し前から、赤を抜栓しています。
2008 Mommessin Clos de Tart Grand Cru Monopole
モメサン家のモノポール!
最初は、遠慮がちな上品さでしたが、すぐさま本領を発揮。
酸だけが目立つのではありません。ゆったりと幅広く、伸びやかに拡がる余裕の味わい。
更に3杯めの後半から、立ち昇るフィネスを感じ取りました。
うーん、満足♪シルヴァン・ピティオ氏時代を堪能しました。
後に、高額買収話が出たのも納得です。

ワインはビッグでしたが、対するお肉は意外に小さかった(笑)。
でも、旨味が凝縮しているし、最近はこれ位で丁度良いですね。
鴨胸肉のローストです。
塩が効いた皮目と艶めかしい風味が、ベリー的な鉄分・土・なめし革の香りに合ってました。

シニアの常套句『美味しいものをちょっとずつ』の意味が分かりかけてきました。
以前は美味しいものは「沢山食べればいいじゃーん!」と思ってましたので。
レストラン花の木のフルコースはまさしく『美味しいものをちょっとずつ』の構成です。

ここからは、だいぶん気分が良くて詳細が曖昧ですが、
デザートが続きます。
近年は、アシェットデセールやデザート重ねのスタイルが増えましたね。
甘いものはあまり得意ではありませんが、気分が華やぎます。
こちらはフツーのアイスクリームのデザートに見えますが
フランスの定番焼き菓子『タルトタタン』をかなり大幅にアレンジしたものだそうです。
リンゴのコンポートの下に、キャラメル味のゼリーやカスタードソースを敷いています。

これは何だったかなぁ(酔)。
…ヌガー・グラッセですね。
上にベリー系のシャーベットがのってます。

最後に、プティフールとエスプレッソを頂きました。
シメのプティフールまで女性が喜びそうなビジュアルでした。

ごちそうさまでした♪
お昼は爽やか&エレガントにランチも楽しめるレストラン花の木です。

食後は白鳥ボートでカロリー消費もありです(笑)。

博多のあんのインスタグラム

食べログ【博多女のB級グルメ節。】
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福岡発祥のロイヤルグループの第一号店です。
福岡初の本格フランス料理レストランでもあり、国内外の賓客をもてなす迎賓館的存在でした。
1989年(平成元年)に現在の大濠公園内に移転し、その後も改装されましたが、
スタイリッシュなフレンチ店が増える中、老舗の風格とクラシックな雰囲気を保ち続けています。
窓からは大濠公園の景観が望めます。
ゆえに改まった会食やウェディングパーティー、勝負デートにも相応しいところですが、
秋も深まり赤ワインが美味しい季節になりましたし、福岡ソムリエ界の重鎮・黒木氏もおられるので、
老舗のモダンフレンチとワインを楽しむこととなりました。
こちらがレストラン花の木(2階)がある『ボートハウス』です。
水上レストランみたいにキレイです。
1階は同じくロイヤル系列の『ロイヤルガーデンカフェ大濠公園』と
ベーカリーやピンクベリーのフローズンヨーグルトが楽しめる『パークショップ』になっています。

暫し、中の島散策後、店内へ。
静かな感じに見えますが、実は大濠公園はランの聖地なので、
夜と言えどジョガーでワシャワシャしとります(笑)。
目の前を魚の大群のように流れていくジョガー達の一瞥を浴びながらの写真撮影。

1階のウェイティングスペースから2階のレストランフロアへ。
全40席ほどのフロアで、個室もあります。

レストランから中の島のライトアップが望めます。
数分毎に色彩パターンが変化するそうです。
[点灯時間] 4月〜9月(19:00〜22:00) 10月〜3月(18:00〜22:00)

夜景を眺めつつスタートする秋のフレンチ@レストラン花の木。
最初は「がっつりジビエでも食べよう」ということだったのですが、チョット違う雰囲気。
メニューをうかがうと、お肉は鴨か牛フィレ肉とのこと。

ワイン通の友人と黒木支配人がワインリストを色々見ながら相談している間に
「グランクリュうんぬん」というとこだけ耳ダンボで聞きながら、シャンパーニュを頂きます。
以前ほど泡・白・赤と全てボトルで飲めなくなってきたので、
今回はシャンパーニュだけグラスで頂きました。

アミューズ・ブーシュ。
地鶏のミンチボール・ナスを生ハムで巻いたもの・ポワロ葱・ビーツソースのチーズムース。
公式サイトのメニューには、『季節のメニュー』とだけ記されており、詳細はありません。
その場ではお料理について詳しい案内を頂きましたが、あまり覚えていないので、
記事ではテキトーに簡単に書いてます。

パンはカンパーニュみたいなもの。後にバゲットも出ました。
パンは自家製ではないものの、オーダーメイドで作ってもらってるそうです。
バターはあっさりタイプと発酵タイプの2種類。

冷たい前菜。
カツオに、彩り野菜・スーパーフード・クミンのソースを組み合わせたもの。
博多屈指の老舗レストランですが、料理はクラシックでもトラディッショナルでもなく、
イマドキのライトな創作フレンチです。
フルコースを頂いても、それほど罪悪感を感じないボリュームです。
そして、イマドキらしくフォトジェニック♪

いつも友人が料理に合わせて選んでくれるワインが楽しみです。
白は、2008 Domaine Roulot Meursault Les Luchets
ドメーヌ・ルローについての黒木支配人のミニセミナーもお値段の内なので、一生懸命聞きます。
ムルソーはとても好きですが、最近はライトなフレンチに合わせてライト志向のものが好まれるとのこと。
でも、コレは個人的好みの力強い樽香を感じつつ、エレガントさは保っていました。

温かい前菜。
アワビ・肝のソース・アミガサタケ。

魚料理は甘鯛とマツタケ。
今回のムルソーの若干の軽やかさは、泡系のクリームソースと相性が良かったです。
余談ですが、使ってあるお皿は小石原焼(福岡県朝倉郡東峰村産)だそうですが、
若手の方による作品なのでどことなくモダンでした。

少し前から、赤を抜栓しています。
2008 Mommessin Clos de Tart Grand Cru Monopole
モメサン家のモノポール!
最初は、遠慮がちな上品さでしたが、すぐさま本領を発揮。
酸だけが目立つのではありません。ゆったりと幅広く、伸びやかに拡がる余裕の味わい。
更に3杯めの後半から、立ち昇るフィネスを感じ取りました。
うーん、満足♪シルヴァン・ピティオ氏時代を堪能しました。
後に、高額買収話が出たのも納得です。

ワインはビッグでしたが、対するお肉は意外に小さかった(笑)。
でも、旨味が凝縮しているし、最近はこれ位で丁度良いですね。
鴨胸肉のローストです。
塩が効いた皮目と艶めかしい風味が、ベリー的な鉄分・土・なめし革の香りに合ってました。

シニアの常套句『美味しいものをちょっとずつ』の意味が分かりかけてきました。
以前は美味しいものは「沢山食べればいいじゃーん!」と思ってましたので。
レストラン花の木のフルコースはまさしく『美味しいものをちょっとずつ』の構成です。

ここからは、だいぶん気分が良くて詳細が曖昧ですが、
デザートが続きます。
近年は、アシェットデセールやデザート重ねのスタイルが増えましたね。
甘いものはあまり得意ではありませんが、気分が華やぎます。
こちらはフツーのアイスクリームのデザートに見えますが
フランスの定番焼き菓子『タルトタタン』をかなり大幅にアレンジしたものだそうです。
リンゴのコンポートの下に、キャラメル味のゼリーやカスタードソースを敷いています。

これは何だったかなぁ(酔)。
…ヌガー・グラッセですね。
上にベリー系のシャーベットがのってます。

最後に、プティフールとエスプレッソを頂きました。
シメのプティフールまで女性が喜びそうなビジュアルでした。

ごちそうさまでした♪
お昼は爽やか&エレガントにランチも楽しめるレストラン花の木です。

食後は白鳥ボートでカロリー消費もありです(笑)。

博多のあんのインスタグラム

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レストラン 花の木 (フレンチ / 大濠公園駅、唐人町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
kimono_ann at 16:43│
│フレンチ。