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2015年12月18日

【東京】銀座でボルドーワイン&フレンチ♪@une relation Su(ユヌ ルラシオン スー)

【店名】une relation Su(ユヌ ルラシオン スー) 公式HP 公式FB
【住所】東京都中央区銀座8-8-5 太陽ビル3F
【営業】[レストラン]11:30〜15:00(L.O.13:30) 18:00〜22:30(L.O.20:00) [カフェ&バー]10:00〜23:00(L.O.22:00) ※要確認
【定休】不定休 ※要確認
※各線・新橋駅より徒歩3分。各線・銀座駅より徒歩5分。

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JR新橋駅からも近く、高級クラブが集まる、銀座でも最も密度の濃い銀座8丁目に
新しくオープンしたフレンチのお店で、ボルドーワインを楽しみました!
って言ったら、「でも、それ相当お高いんでしょ?」とテレビ通販の常套句のように聞かれそうですが、
「いえ、それが何と!」なんですよ。
銀座のフレンチと言うと、同伴のホステスさんやセレブ以外のシロウト女子には
チョット手が届かないイメージなのですが、
昼間はランチやカフェとしても楽しめる上質なお店なので、オススメします♪
本日は、『ボルドーワイン委員会』の日本支部による『バリューボルドーを愉しむ夕べ』に参加させて頂きました。
ボルドーワイン委員会の趣旨は、メーカーや輸入業者の『自分トコのワインを売る』という商業的な趣旨より、
『フランスおよび海外でのボルドーワインの知名度を高める』と言う崇高な目的の元にあります。

ちなみに、福岡市とボルドー市には30年以上の姉妹都市提携の歴史があります。
2016年3月には、ボルドー市のワイン生産者や輸出業者でつくるボルドーワイン委員会公認のワインバーが
福岡市中心部にオープンするそうです。
同委員会公認のワインバーの開店はニューヨーク、上海に次いで3都市目(5店舗目)だそうです。

関連記事:【福岡】中洲リバーサイド!昼下がりのワインバー♪@オ・ボルドー・フクオカ

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では、お店に入店!
こちらは、カウンター席がメインのコーナー。
お一人様でも、お昼間にランチやカフェ利用、夜はバーのみの利用もできます。
訪問は夜なので分かりにくいですが、昼間は外光が入るそうです。
オーナーさんは、日本を代表するソムリエ田崎眞也氏のフレンチ店で料理長をされていた方らしく、
田崎氏のお祝いのお花が置いてありました。

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今回は、お店奥のテーブル席を利用させて頂きました。
白い布のクロスと心地良いソファ椅子が良いです。

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今回は、「ボルドーワインって、ホラ、五大シャトーとか格付けとか言ってお高いんでしょ?」
のイメージを覆す、バリューボルドーワインの会です。
バリューボルドーとは、現在日本国内で流通している1,000〜3,500円の価格帯のボルドーワインから、
日本を代表するプロフェッショナルが選出。 品質と価格に優れたボルドーワイン100本です。
レストランだと、お店によって、サービス料も含めて×3位の値段になることもありますが、
ネット通販など家庭で楽しむ範囲だと、十ニ分にコスパ高いワインです。
私は、ボルドーの経験値は、ワイン通の友人と飲む、とてつもなく高いシャトーものしかなく、
ジバランで通販で取り寄せて飲むとなると、安旨の第三世界ものに頼ってしまうことが多かったし、
個人判断で上質と謳われるフレンチワインを取り寄せても、ハズレの経験が多く、
ボルドーものでも、こんなにリーズナブルで上質なものがあることにびっくりしました。
バリューボルドー』使えますよ♪
ちなみに毎年ラインナップは違うそうです。

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メーカーやイベント式のワイン会って言うと、沢山のワインと立食式でワインやフィンガーフードをつまみながら、
多くの種類のワインを一口ずつ慌ただしく試飲する場合が多いですが、
今回は、価値あるバリューボルドー100本の中から、今回のお料理に合わせたものを6本だけセレクトし、
お料理とのマリアージュをじっくり味わうという夢のような凝縮企画です。

泡組
JEAN LOUIS BALLARIN CREMANT DE BORDEAUX(ジャン・ルイ・バララン・クレマン・ド・ボルドー)
白組
CLARENDELLE BLANC(クラレンドル・ブラン)
ピンク組
LES AMANTS DU MONT-PERAT ROSE(レザマン・ドゥ・モンペラ・ロゼ)

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赤組
MOUTON CADET ROUGE CLASSIQUE(ムートン・カデ・ルージュ・クラシック)
CHATEAU HAUT-VIGNEAU(シャトー・オー・ヴィニョー)

甘白組
CASTELNAU DE SUDUIRAUT 375ml(カステルノー・ド・スデュイロー)

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今回のバリューボルドーワイン会のお料理に合ったワインセレクトとナビゲーターを務めて下さった、
ワイン研究家の瀬川あずさ氏。
ワインスクール『レコール・デュ・ヴァン』の講師をされています。
ワイン好きのウンチク垂れとは違い(笑)、シロウトにも分かりやすい、
リーズナブルで美味しいボルドーワインの世界を教えて下さいました。

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そして、お店のオーナー兼料理長の和田信也氏です。
『ティ・プリュス』というソムリエ田崎真也氏がプロデュースするフレンチ・ビストロ店の料理長だったという肩書きをお持ちです。

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穏やかに且つ熱く、ワインと今回のお料理のマリアージュを語る和田氏。

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今回のメニューです。
これは、今回のバリューボルドーのワインとのマリアージュを考えた特別メニューですが、
創作フレンチという域に留まらず、和田氏のぎりぎりの繊細な味加減や食材の組み合わせに感銘を覚えました。
まだ、オープン仕立てで、メニューは定まっておらぬ感じですが、夜のコースメニューやランチ・カフェメニューも頂いてみたいです。
こちらも、バリューボルドーならぬバリュー銀座フレンチの逸店でしょう。

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さて、スパークリングで乾杯です。

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今回は、有名なフードアナリスト兼フードライターの金成姫氏のご紹介にて、ご相伴させて頂きました。
東京のフレンチ・スイーツに相当お詳しいようで、B級専門の私に役立つかは分かりませんが(笑)、
沢山の情報を頂きました。
唯一、話が合ったのは『激辛』関係だったかな(笑)。

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同席していたのは、『ラーメン女子大生』として一躍人気になった本谷亜紀氏。
ラーメンにもお詳しいですが、現在は有機野菜など安心安全で美味しい食材を宅配ある会社『オイシックス』に勤められ、
色々な食材とワインのマリアージュに興味がおありのようです。
ラーメンとワインのマリアージュについても、色々考えておられるそうです。

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今回頂いたワインは瀬川氏によって厳選されています。
自分としては、ワイン会や試飲会というより、お料理に合わせてバイザグラスで頂いているようなフレンチでした。
乾杯の泡はコチラ。

ジャン・ルイ・バララン・クレマン・ド・ボルドー
JEAN LOUIS BALLARIN CREMANT DE BORDEAUX
華のある香りと上品な泡立ちのスパークリング。
熟した洋梨や黄桃、白いパン、金木犀のような黄色い花が香り、鮮やかな印象。
気泡はこまやかで、口中ではムースのような舌触りに。酸味、果実味に旨みを伴う。

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少し温度が上がっても、泡が抜けても、きちんとコクがあって、盛り下がらない上質の泡でした。
北海道産雲丹と百合根のムース。
コクと軽やかさが両存する口当たりと味にシュワシュワが合います。
刺身のツマに使われる紫蘇の花実が入ってるあたりが面白いです。

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バルメザンチーズとケシの実 フロマージュのフリット
チュイールのような超薄っすいチーズクッキーとチーズの揚げもんです。
酒飲み仕様な前菜で、最初からクイクイいけちゃいました。
梱包材的な生のお豆は、食べようかどうしようか迷いましたが、やめました(笑)。

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次は白ワインです。
講師の瀬川氏の説明によると、ボルドーの五大シャトーの一つである、
超有名なシャトー・オー・ブリオンが手掛けるクラレンドル・ブラン。

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クラレンドル・ブラン
CLARENDELLE BLANC
ハーブ香がギッシリ。熟した果実も加わる。さわやかボルドー。
セルフィーユをはじめとするハーブ、シトラス、グレープフルーツの香りにあふれる。
ミネラルの風味は口中にも広がり、さわやかながら熟した果実のアロマも少々。

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燻製醤油が添えられた鯛の湯引き 薫製醤油のジュレとあやめ雪かぶのピューレ
ソーヴィニヨン・ブランらしいハーブやシトラスの香りが白身魚にキレイに寄り添います。
青々としたあやめ雪カブのピューレもワインが呈するグリーンノートに同調してくれました。
↑は瀬川氏のブログ記事からの抜粋です。
九州出身で魚にはうるさい私も納得のプリプリ食感の鯛。
でも、今回のワインに特に合うのは、つけ合わせのように見える青々しい香りのハーブ入りグリーンサラダと雪蕪のピュレだったりします。

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次は、女性ウケしそうなロゼワイン。
クリスマスやひな祭りなど、女性が喜びそうなイベントにもぴったりなのでチェケラー♪

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レザマン・ドゥ・モンペラ・ロゼ
LES AMANTS DU MONT - PERAT ROSE
ロゼの真骨頂!
軽快で飲みやすく料理との相性も万能
トマト、ピンクペッパー、ピーチが香る。フレッシュな酸、おだやかなタンニンで軽やか。
香りや味に様々な要素が含まれるため、どんな料理にも合わせられる。

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ロゼって、位置付けが中途半端で、何にでも合うのか、何にでも合わないのか、よく分からない感じでしたが、
今回は、静岡県産フルーツトマトのファルスに合わせてありました。
トマトのファルシー(詰め物)の中には、全然生臭くないヤマメとイチゴのサラダが入ってました。
甘酸っぱいイチゴの風味もポイントです。
ロゼが全体の食材を上手くソフトに〆る役目を果たしてます。
私の公式飲料のハイボールや焼酎だとさすがに合わないですね。
やっぱスパークリングワインかロゼでしょ!というマリーアジュでした。

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次は、魚料理に赤ワイン?!

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ムートン・カデ・ルージュ・クラシック
MOUTON CADET ROUGE CLASSIQUE
スパイシーな風味がエキゾチックかつ媚のない味わいに
赤黒い色の果実とドライフルーツ、また甘草やミントも香る。
口中では果実味とともにスパイシーな風味が広がる。
タンニンはやや強めながら、酸とのバランスは良。

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サバ、特に生サバは博多の公式魚です。
サバとワインのマリアージュはかなり興味あります。
関鯖の酢〆のラタトゥイユ添え。
今回の関鯖は、砂糖と塩を使って、絶妙な加減でシメてありました。
でも、イマドキのシャレオツ寿司屋と違って、生っぽいというよりは、もちょっと強くシメてあります。
なので、少し強い風味且つ脂が乗ったサバを円く包み込むメルローが合ってます。
南欧風のラタトイュとチーズもメルローに合う良い脇役でした。
メルローは大好きな品種で、お肉や秋冬の食材に合わせるものと思ってましたが、面白い企画でした。

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次は、お肉料理です。
お料理の総量は、全体的に少ないですが、
酒飲みにとっては、節度を持ってマリアージュを楽しめる適量でした。
これ位の量だと、その後あらゆる食べ物屋さんやバーに行っても、また食べたり飲んだり楽しめます。
そんな味や量の黄金律を考えているお店らしいです。
コレって、銀座という地におけるエリアでもかなり有効なアイディアでしょう。

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今回、用意された赤ワインは2種という贅沢な企画です。

シャトー・トゥール・プリニャック
CHATEAU TOUR PRIGNAC
どこをとっても上質ワインのお手本。王道をいくスタイル。
森の下草をはじめ、上質ボルドーならではの印象を香りから受ける。
果実味、スパイスやミント香、いずれのバランスも良い。
タンニンも強めながらしなやかだ。

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岩手県産黒毛和牛のイチボのローストビーフと押し麦と鰻の炊き込み。
イチボは凝縮された赤身牛肉の旨みとしっとり感がイイです。
鰻の炊き込みは、あっさりとした鰻とご飯のテリーヌ仕立てのようでした。
里芋も入ってます。
うな重みたいな甘濃いものとは違います。
濃厚なのは、お肉に添えられたソースでした。
コレがまたワインの黒い果実味によく合いました。
講師の瀬川氏によると「鰻に効かせた山椒のスパイス感と、ワインのエピセのニュアンスが見事に同調したこと!」とありましたが、
残念ながら、シロウトにはそこまでは分かりませんでした(笑)。
ワインのスパイス感と山椒が合うとなると、洋食に限らず、他にも色々和食や中華に合わせられそうです。

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そして、最後に甘くて濃い貴腐ワインとデザート。

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カステルノー・ド・スデュイロー 375ml
CASTELNAU DE SUDUIRAUT 375ml
樽由来の香ばしさとシロップのようなとろみが特徴的。
ハチミツやバニラ、洋梨のシロップ漬けのような独特のテイストとフレーバーあり。
ネットリとして甘さは非常に強く、「デザート代わりに1杯」という使い方も。

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私は特に甘党というワケではありませんが、この甘く且つ上質で爽やかなソーテルヌの魅力には参りました。
しかも今回頂いたものは、ソーテルヌの最高峰シャトー・ディケムと
隣接する畑をもつシャトー・スディローのセカンドレベル(※ココ重要)だそうです。
紅茶香る一皿 フォアグラのエッサンス。
ソーテルヌと合わせるには最高のフォアグラ。
今回はなんとデザートに、チョコでくるんだフォアグラクリームという夢のような企画のチョコボールが出て参りました。
まさにオトナのデザートでございました。
こんなお料理を演出する若きシェフはすごいです。
銀座でフレンチ・ランチ・カフェでは絶対行きたいお店になりました♪

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ちなみに、ランチとディナーのコースメニューはこんな感じだそうです。

【ランチ】
3,500円コース・・・前菜、スープ、お肉料理又はお魚料理
5000円コース・・・掌、前菜、温かい前菜、お魚料理、お肉料理、デザート

【ディナー】
7,000円コース・・・掌、前菜、温かい前菜、お魚料理、お肉料理、デザート
10,000〜円コース・・・Chef's Special 〜シェフお任せコース〜

こちらは、カフェとバーのメニューです。
まだ、オープンして間もないので、これから営業時間やメニューは変遷があるかもしれません。
詳しくは、公式HP公式FBでご確認下さい。

ランチカフェメニュー

最後に、講師の瀬川氏と記念撮影。
ワイン、しかもボルドーワインとなると、チョット敷居が高い感じでしたが、
今回頂いたワインは、自分にも買える値段で、最適な温度で頂くと、
まるで、高級フレンチ店で頂く、高級ボルドーワインの味みたいでした。
今回頂いたバリューボルドーのワインはネット『【楽天市場】バリューボルドー100選特集』でも買えます。
家庭でお手頃なおつまみや手作り料理と頂ける上質な時間を過ごせそうです♪
ワインは葡萄の品種・割合や地域別に表示してあると、シロウトにはよく分からない場合が多いですが、
こちらは、他に味わい別・値段別・おすすめのお料理なども書いてあるので分かりやすいです。
デイリーワインの選別には最も分かりやすいサイトでしょう。

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une relation Su(ユヌ ルラシオン スー)
une relation Su(ユヌ ルラシオン スー)
ジャンル:本格フレンチ/カフェ
アクセス:地下鉄銀座線銀座駅 徒歩5分
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座8-8-5 太陽ビルディング3F(地図
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 銀座×フレンチ(フランス料理)
情報掲載日:2016年6月4日

食べログ【博多女のB級グルメ節。】
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