2015年11月10日
【福岡】オシャレ中華に留まらない博多発ヌーベルシノワ♪@SESSION
【店名】広東コンテンポラリーチャイニーズ SESSION(セッション) 公式サイト
【住所】福岡県福岡市中央区渡辺通5-25-18 天神テルラビル2F
【営業】11:30〜15:00(L.O.14:00) 17:00〜21:00(L.O.20:00) ※要確認
【定休】水曜日 ※要確認
※西鉄・福岡(天神)駅より徒歩3分。地下鉄七隈線・天神南駅6番出口より徒歩1分。大丸エルガーラ斜め前。
【住所】福岡県福岡市中央区渡辺通5-25-18 天神テルラビル2F
【営業】11:30〜15:00(L.O.14:00) 17:00〜21:00(L.O.20:00) ※要確認
【定休】水曜日 ※要確認
※西鉄・福岡(天神)駅より徒歩3分。地下鉄七隈線・天神南駅6番出口より徒歩1分。大丸エルガーラ斜め前。
こちらのお店を無難に表現するならば、福岡市の繁華街・天神の中心部にあり、オシャレなハコで、
歓楽街の中洲にも近く、記念日・デート・会食・接待に向くアッパーな中華店ということになるのでしょうが、
もう一歩踏み込んで言うならば、中華のジャンル関係なく、上質な中華・『違い』の分かる方(ダバダー♪)に呼応出来るお店と思います。
普段、B級なラーメン店や中華店しか行かない私ですが、それでも違いはよく分かりました(笑)。
現在はオープンして間もないし、場所柄、間口が広い感じのメニュー構成ですが、
今後そこにコアなリクエストを求める人がいるならば、拡大と成長と創造を生み出すお店だと思います。
東京や大阪と違って、福岡は大都市なのに、食に関しては新しもの好きながら、かなり保守的な面があり、
インパクト&カジュアルに流れがちなアジア料理というジャンルで、どこまで浸透できるのかという懸念はありますが、
個人的には、とても感動したお店です。
お店は、老舗百貨店・大丸福岡天神店の斜向かいにあります。
歓楽街・中洲へも徒歩圏内です。
『天神テルラ』という飲食店ビルにあります。
『福太郎』という大手の明太子メーカーが総括しているビルで、他に和食店『花万葉』・洋食店『ルモンドガーデン』などがあります。
宴会・レストランウェディングにも対応してるそうです。
店内。
中華店というと、昔ながらの店だと赤、イマドキの店だと黒主体のカラー構成ですが、
こちらは紫と茶です。
オトナな雰囲気で落ち着けます。
窓際の席だったら、天神の夜景も見えますね。
奥に個室もあるようでした。
今回はテーブル席を利用しました。
金の縁取りの華やかな位置皿が置いてあり、まるでフレンチのお店みたいです。
中華食堂か昭和レトロな円卓中華店に慣れ親しんでいる私には別世界です。
友人が来るまで、漫画、もとい卓上にあった『お店誕生物語』の冊子を拝見します。
どのお店でも誕生までのドラマがありますね。
独自のレシピが出来上がるまでの紆余曲折の道もあるでしょう。
食べる立場としては、こういうことはほとんど知らないままなので、興味深く拝見。
専門的な事はあまりよく分かりませんでしたが、お店の立ち上げまでの熱意は十分に伝わりました。
まずは、シェリー酒で乾杯。
今回は、茶道・香道関連の友人と一緒です。
こちらのお店は、友人オススメで、繊細な上湯を使った中華料理とこだわりの中国茶を美味しく頂けるお店だそうです。
普段は豚骨臭・中華食堂・チャーシューメン専門な私ですが(笑)、センシティブな五感を持つ友人と食事をするのも勉強の内です。
このシェリー酒も、自分が知っているドライなものと違って、とても熟成しており、まるで紹興酒のようなコクがある風味でした。
中華に合うものをセレクトされてあるんですね。
メニューです。
単品料理もありますが、今回はお店の特色をコンパクトに味わえるコース料理にして頂きました。
バージョンアップのリクエストは可能だと思いますが、現在はコースは5,000円(税抜き)1種類のみです。
買い物・外食に使う金額に例えると、自分としては、ぎり衝動買い出来る金額ですね。
5,000円前後は、ちょっと頑張った外食や会食に設定しやすい価格帯です。
このオシャレなハコなら、もうチョイ上の価格設定も想定しがちですが、5,000円という枠内で、
最大級に上質な広東料理を表現しようという心意気は素晴らしい。
コースのお料理は、中華によくある取り分けスタイルではなく、全て個人盛りです。
気を遣う人・嫌いなヒト・大食いの人と一緒でも安心(笑)。
こちらは、特製焼物入り前菜4種の盛り合わせ。
蒸し鶏のネギソース・クラゲの冷菜・窯焼きチャーシュー・窯焼き豚バラ肉のクリスピー焼き。
どれも、香港の高級な中華店やホテル中華の二人世界コースで頂いたものを思い出します。
チャーシューメン好きとしては感動しました。
最初から美味しすぎて、クールダウンしたかったので、ハイボール。
デフォルトで好みの濃いめハイボールでした。
「濃ゆめば!」とリクエストせずに済みました(笑)。
衣笠茸と魚の浮き袋の卵白スープ。
この店の最も得意とする上湯(ショントン)の世界を堪能できます。
普通、中華のお店だと、スープは後半のほうに出て来ると思いますが、
こちらでは洋食のように前半に出て来ます。
とってもとっても上質なので、酔いが回る前に味わって欲しい逸品です(と後から思った、笑)。
シャンパーニュ色のスープは、金華ハム・丸鶏・豚肉・牛肉などから取った出汁がベースです。
どの風味も突出せず、見事なバランスを奏でています。
店名の『セッション(様々なものが集合・融合したもの)』に相応しい『上湯』でしょう。
近年は、香辛料やハーブをふんだんに使ったインパクトある中華料理が流行しており、
私も辛くて痺れる刺激的な中華は大好きですが、このスープを味わってみて自分をチョット反省。
あくまでもスープの繊細な世界が主役で、高級食材の魚ホルモン・浮袋のシャクシャクとした食感がアクセントでした。
茶道と香道の匠の友人におまかせにしていたら、今回は、中国茶が色々出てまいりました。
こちらのお料理は、薄味で上質なので、お茶がよく合います。
お酒が飲めない方ならば、一般的な烏龍茶やジャスミンティーに限らず、中国茶とのマリアージュを色々楽しめるお店でしょう。
私は中国茶の世界は全然分かりませんが、最初に出て来たのは、文山包種。
緑茶とウーロン茶の中間位の発酵度合らしいです。
あっさりしているので、上湯スープや野菜炒めに添うように合います。
本日の野菜の腐乳炒め。
この野菜は何だったか忘れましたが、レタスのようにシャキシャキした歯応えがありました。
腐乳炒めの味の塩梅も中国の食堂と違って、すごく上品。
魚料理。
メニューでは、広東式海老のチリソースなのですが、私が甲殻類アレルギーなので、
魚にして頂きました。
今回は良いアカハタが入ったということで、蒸しもの仕立てです。
食材が良いので、シンプルなソースです。
上品に脂が乗ったアカハタにぴったりのプーアール茶。
これは、香港の大衆的な飲茶店で頂いたものより、すごくマイルド。
油を洗い流す効果があるというプーアール茶ですが、今まで飲んだのは渋くて、味が濃い感じでしたが、
こちらのものはとても上品でした。
三種の葱と牛肉の炒め。
玉ねぎと白ネギと青ネギが入ってます。
白葱が香ばしくてとても美味しかったです。
お肉もとっても柔らか〜い♪
シメ飯がやってまいりました。
香港式お焦げ雑炊だそうです。
麺かと思ったら飯なんですね。麺好きとしては、チョット残念。
でも、演出感あるワゴンサービスです。
インドの高級米・バスマティライスが入った土鍋に上湯とロブスターソースを注ぎます。
結構、シャバシャバな雑炊です。
あくまでも、スープが主役です。
シメなので、ちょっと厚みを増した味付けにしてあるのが嬉しい。
デザート3種類の盛り合わせ。
女子ウケしますね。
不滅の人気を誇る杏仁豆腐・マンゴープリン、近年日本に流行しているエッグタルトという夢のような組み合わせです。
私はあまりスイーツには詳しくありませんが、杏仁豆腐はありがちな濃厚食感ではなく、
すっとはかなく消えていくライトな舌触りが良かったです。
最後に頂いた、『豚骨美人』もとい『東方美人』という台湾茶。
最高級レベルのものと、一般的に上質のものを2種類頂いてみました。
どちらも上品な風味には違いないですが、最高級レベルのほうがより品の良い華やかさがありました。
博多発信のヌーベルシノワ&中国茶という良い経験になりました。
次回は、ランチかディナーで麺を頂いてみたいです。
こちらのスープなら絶対麺料理は美味しいはずです♪
食べログ【博多女のB級グルメ節。】
【福岡】オシャレ中華に留まらない博多発ヌーベルシノワ♪@SESSION
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歓楽街の中洲にも近く、記念日・デート・会食・接待に向くアッパーな中華店ということになるのでしょうが、
もう一歩踏み込んで言うならば、中華のジャンル関係なく、上質な中華・『違い』の分かる方(ダバダー♪)に呼応出来るお店と思います。
普段、B級なラーメン店や中華店しか行かない私ですが、それでも違いはよく分かりました(笑)。
現在はオープンして間もないし、場所柄、間口が広い感じのメニュー構成ですが、
今後そこにコアなリクエストを求める人がいるならば、拡大と成長と創造を生み出すお店だと思います。
東京や大阪と違って、福岡は大都市なのに、食に関しては新しもの好きながら、かなり保守的な面があり、
インパクト&カジュアルに流れがちなアジア料理というジャンルで、どこまで浸透できるのかという懸念はありますが、
個人的には、とても感動したお店です。
お店は、老舗百貨店・大丸福岡天神店の斜向かいにあります。
歓楽街・中洲へも徒歩圏内です。
『天神テルラ』という飲食店ビルにあります。
『福太郎』という大手の明太子メーカーが総括しているビルで、他に和食店『花万葉』・洋食店『ルモンドガーデン』などがあります。
宴会・レストランウェディングにも対応してるそうです。
店内。
中華店というと、昔ながらの店だと赤、イマドキの店だと黒主体のカラー構成ですが、
こちらは紫と茶です。
オトナな雰囲気で落ち着けます。
窓際の席だったら、天神の夜景も見えますね。
奥に個室もあるようでした。
今回はテーブル席を利用しました。
金の縁取りの華やかな位置皿が置いてあり、まるでフレンチのお店みたいです。
中華食堂か昭和レトロな円卓中華店に慣れ親しんでいる私には別世界です。
友人が来るまで、漫画、もとい卓上にあった『お店誕生物語』の冊子を拝見します。
どのお店でも誕生までのドラマがありますね。
独自のレシピが出来上がるまでの紆余曲折の道もあるでしょう。
食べる立場としては、こういうことはほとんど知らないままなので、興味深く拝見。
専門的な事はあまりよく分かりませんでしたが、お店の立ち上げまでの熱意は十分に伝わりました。
まずは、シェリー酒で乾杯。
今回は、茶道・香道関連の友人と一緒です。
こちらのお店は、友人オススメで、繊細な上湯を使った中華料理とこだわりの中国茶を美味しく頂けるお店だそうです。
普段は豚骨臭・中華食堂・チャーシューメン専門な私ですが(笑)、センシティブな五感を持つ友人と食事をするのも勉強の内です。
このシェリー酒も、自分が知っているドライなものと違って、とても熟成しており、まるで紹興酒のようなコクがある風味でした。
中華に合うものをセレクトされてあるんですね。
メニューです。
単品料理もありますが、今回はお店の特色をコンパクトに味わえるコース料理にして頂きました。
バージョンアップのリクエストは可能だと思いますが、現在はコースは5,000円(税抜き)1種類のみです。
買い物・外食に使う金額に例えると、自分としては、ぎり衝動買い出来る金額ですね。
5,000円前後は、ちょっと頑張った外食や会食に設定しやすい価格帯です。
このオシャレなハコなら、もうチョイ上の価格設定も想定しがちですが、5,000円という枠内で、
最大級に上質な広東料理を表現しようという心意気は素晴らしい。
コースのお料理は、中華によくある取り分けスタイルではなく、全て個人盛りです。
気を遣う人・嫌いなヒト・大食いの人と一緒でも安心(笑)。
こちらは、特製焼物入り前菜4種の盛り合わせ。
蒸し鶏のネギソース・クラゲの冷菜・窯焼きチャーシュー・窯焼き豚バラ肉のクリスピー焼き。
どれも、香港の高級な中華店やホテル中華の二人世界コースで頂いたものを思い出します。
チャーシューメン好きとしては感動しました。
最初から美味しすぎて、クールダウンしたかったので、ハイボール。
デフォルトで好みの濃いめハイボールでした。
「濃ゆめば!」とリクエストせずに済みました(笑)。
衣笠茸と魚の浮き袋の卵白スープ。
この店の最も得意とする上湯(ショントン)の世界を堪能できます。
普通、中華のお店だと、スープは後半のほうに出て来ると思いますが、
こちらでは洋食のように前半に出て来ます。
とってもとっても上質なので、酔いが回る前に味わって欲しい逸品です(と後から思った、笑)。
シャンパーニュ色のスープは、金華ハム・丸鶏・豚肉・牛肉などから取った出汁がベースです。
どの風味も突出せず、見事なバランスを奏でています。
店名の『セッション(様々なものが集合・融合したもの)』に相応しい『上湯』でしょう。
近年は、香辛料やハーブをふんだんに使ったインパクトある中華料理が流行しており、
私も辛くて痺れる刺激的な中華は大好きですが、このスープを味わってみて自分をチョット反省。
あくまでもスープの繊細な世界が主役で、高級食材の魚ホルモン・浮袋のシャクシャクとした食感がアクセントでした。
茶道と香道の匠の友人におまかせにしていたら、今回は、中国茶が色々出てまいりました。
こちらのお料理は、薄味で上質なので、お茶がよく合います。
お酒が飲めない方ならば、一般的な烏龍茶やジャスミンティーに限らず、中国茶とのマリアージュを色々楽しめるお店でしょう。
私は中国茶の世界は全然分かりませんが、最初に出て来たのは、文山包種。
緑茶とウーロン茶の中間位の発酵度合らしいです。
あっさりしているので、上湯スープや野菜炒めに添うように合います。
本日の野菜の腐乳炒め。
この野菜は何だったか忘れましたが、レタスのようにシャキシャキした歯応えがありました。
腐乳炒めの味の塩梅も中国の食堂と違って、すごく上品。
魚料理。
メニューでは、広東式海老のチリソースなのですが、私が甲殻類アレルギーなので、
魚にして頂きました。
今回は良いアカハタが入ったということで、蒸しもの仕立てです。
食材が良いので、シンプルなソースです。
上品に脂が乗ったアカハタにぴったりのプーアール茶。
これは、香港の大衆的な飲茶店で頂いたものより、すごくマイルド。
油を洗い流す効果があるというプーアール茶ですが、今まで飲んだのは渋くて、味が濃い感じでしたが、
こちらのものはとても上品でした。
三種の葱と牛肉の炒め。
玉ねぎと白ネギと青ネギが入ってます。
白葱が香ばしくてとても美味しかったです。
お肉もとっても柔らか〜い♪
シメ飯がやってまいりました。
香港式お焦げ雑炊だそうです。
麺かと思ったら飯なんですね。麺好きとしては、チョット残念。
でも、演出感あるワゴンサービスです。
インドの高級米・バスマティライスが入った土鍋に上湯とロブスターソースを注ぎます。
結構、シャバシャバな雑炊です。
あくまでも、スープが主役です。
シメなので、ちょっと厚みを増した味付けにしてあるのが嬉しい。
デザート3種類の盛り合わせ。
女子ウケしますね。
不滅の人気を誇る杏仁豆腐・マンゴープリン、近年日本に流行しているエッグタルトという夢のような組み合わせです。
私はあまりスイーツには詳しくありませんが、杏仁豆腐はありがちな濃厚食感ではなく、
すっとはかなく消えていくライトな舌触りが良かったです。
最後に頂いた、『豚骨美人』もとい『東方美人』という台湾茶。
最高級レベルのものと、一般的に上質のものを2種類頂いてみました。
どちらも上品な風味には違いないですが、最高級レベルのほうがより品の良い華やかさがありました。
博多発信のヌーベルシノワ&中国茶という良い経験になりました。
次回は、ランチかディナーで麺を頂いてみたいです。
こちらのスープなら絶対麺料理は美味しいはずです♪
食べログ【博多女のB級グルメ節。】
【福岡】オシャレ中華に留まらない博多発ヌーベルシノワ♪@SESSION
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SESSION (中華料理 / 天神南駅、西鉄福岡駅(天神)、天神駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
kimono_ann at 00:02│
│中華レストラン・中華食堂。
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【住所】福岡県福岡市中央区渡辺通5-58-18 天神テルラビル1F
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【住所】福岡県福岡市中央区渡辺通5-25-18 天神テルラビル2F
【営業】11:30〜15:00(L.O.14:00) 17:00〜22:30(L.O.20:30) ※要確認
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