2015年07月14日
【愛媛】松山の三津浜焼きの老舗店♪@お好み焼 日の出
一般的にはお好み焼きと言えば、大阪風と広島風しかないようなイメージですが、
関西や瀬戸内など近隣地域を含むと、具や形状は少しずつ異なるようです。
関西のほうはまだよく知りませんが、広島なら呉焼きや尾道焼き然り。
瀬戸内海を挟んで、広島の対岸にある愛媛県松山市の三津浜は、
万葉の昔から港町として栄えてきたところで、ご当地グルメに『三津浜焼き』と呼ばれるお好み焼きがあります。
戦前の一銭洋食(水で溶いた小麦粉を鉄板で焼きねぎなどをのせて焼いた簡単なおやつ)に由来し、
現在では、魚介や牛脂を入れたり、『台付き』と呼ばれるそばやうどん入りのものに進化したそうです。
特長としては、具にピンクの竹輪・牛脂・天かすを入れることや、オムレツのように半月状に折り畳むことなどがあるそうです。
今回は、松山在住の友人に思い入れがある三津浜焼きのお店に連れていってもらいました。
三津浜漁港エリアには約25軒ほどの三津浜焼きのお店があり、地元民にはそれぞれに馴染みの店があるようです。
こちらは、漁船が停泊する小さな港のそばにある『日の出』というお店です。

創業40年以上、カウンター数席のみの小さなお店で、男性店主お一人で切り盛りされています。
三津浜焼きは、地元民が持ち帰るスタイルも多いみたいで、電話注文も忙しそうでした。
入口と窓は全開にされており、冷房は効いていません。
時折、窓から潮風が通り抜けるものの、なかなかの熱気です(笑)。
お好み焼きって元気じゃないと食べられませんね♪

メニューです。
イメージ的には、やはり広島のお好み焼きに近いものです。
食事として食べる場合は、『台付き』と呼ばれる、クレープ状に焼いた生地にうどんやそばを入れたものがオススメです。
肉なし玉子なしだと、麺入りでもワンコインで食べられるリーズナブルな価格もいいですね。
トッピングの油というのは、牛の脂を細かくカットしたものです。
軽く鉄板で焼いて、具にすることで、甘味と旨みが加わるそうです。
ちなみに、こちらの肉は、一般的にあるような豚バラ薄切り肉ではなく、脂少なめの牛薄切り肉でした。

焼き方は、広島のお好み焼きと大差ないように思えましたが、
そばやうどんにあらかじめソースなどで味付けしてから、クレープ生地にのせるところは広島焼きと違うみたいです。
油はオプションですが、天かすとピンクのちくわと魚粉はデフォルトで入ってました。
3人で訪問して、1人はキャベツ大盛りにしてもらったら、ホントに山のように入れてました(笑)。

自分が知っている福岡のお好み焼き屋さんは、形状もキレイにご馳走感のあるお好み焼きを焼くお店が多いのですが、
こちらは、なかなかのワイルド感があります(笑)。
工程も仕上がりもざーっとした感じ。
庶民の食べ物なんだ!ってことを感じさせてくれます。

私が注文した、そば台付き肉玉650円。

乱暴に作っているようでいて、生地とそばとキャベツと肉玉に一体感がある三津浜焼き。

仕上げのソースはかなり控えめにかけてありましたが、
そばに味が付いているので、そのまま食べても美味しいです。

足りなければ、卓上のソースやピリ辛ソース、一味を振って頂きます。
鼻の頭と胸の谷間からしたたり落ちる汗を感じつつ、完食!

鉄板の隣では、あらかじめ電話注文された三津浜焼きがソースをぶくぶく焦げ付かせながら、客待ちをしてました。
生地からはみ出た麺がカリッとクリスピー!
それはそれは美味しそうでしたよ♪
ハヤクキテー♪

食べログ【博多女のB級グルメ節。】
愛媛・松山の三津浜焼きの老舗店♪@お好み焼 日の出
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関西や瀬戸内など近隣地域を含むと、具や形状は少しずつ異なるようです。
関西のほうはまだよく知りませんが、広島なら呉焼きや尾道焼き然り。
瀬戸内海を挟んで、広島の対岸にある愛媛県松山市の三津浜は、
万葉の昔から港町として栄えてきたところで、ご当地グルメに『三津浜焼き』と呼ばれるお好み焼きがあります。
戦前の一銭洋食(水で溶いた小麦粉を鉄板で焼きねぎなどをのせて焼いた簡単なおやつ)に由来し、
現在では、魚介や牛脂を入れたり、『台付き』と呼ばれるそばやうどん入りのものに進化したそうです。
特長としては、具にピンクの竹輪・牛脂・天かすを入れることや、オムレツのように半月状に折り畳むことなどがあるそうです。
今回は、松山在住の友人に思い入れがある三津浜焼きのお店に連れていってもらいました。
三津浜漁港エリアには約25軒ほどの三津浜焼きのお店があり、地元民にはそれぞれに馴染みの店があるようです。
こちらは、漁船が停泊する小さな港のそばにある『日の出』というお店です。

創業40年以上、カウンター数席のみの小さなお店で、男性店主お一人で切り盛りされています。
三津浜焼きは、地元民が持ち帰るスタイルも多いみたいで、電話注文も忙しそうでした。
入口と窓は全開にされており、冷房は効いていません。
時折、窓から潮風が通り抜けるものの、なかなかの熱気です(笑)。
お好み焼きって元気じゃないと食べられませんね♪

メニューです。
イメージ的には、やはり広島のお好み焼きに近いものです。
食事として食べる場合は、『台付き』と呼ばれる、クレープ状に焼いた生地にうどんやそばを入れたものがオススメです。
肉なし玉子なしだと、麺入りでもワンコインで食べられるリーズナブルな価格もいいですね。
トッピングの油というのは、牛の脂を細かくカットしたものです。
軽く鉄板で焼いて、具にすることで、甘味と旨みが加わるそうです。
ちなみに、こちらの肉は、一般的にあるような豚バラ薄切り肉ではなく、脂少なめの牛薄切り肉でした。

焼き方は、広島のお好み焼きと大差ないように思えましたが、
そばやうどんにあらかじめソースなどで味付けしてから、クレープ生地にのせるところは広島焼きと違うみたいです。
油はオプションですが、天かすとピンクのちくわと魚粉はデフォルトで入ってました。
3人で訪問して、1人はキャベツ大盛りにしてもらったら、ホントに山のように入れてました(笑)。

自分が知っている福岡のお好み焼き屋さんは、形状もキレイにご馳走感のあるお好み焼きを焼くお店が多いのですが、
こちらは、なかなかのワイルド感があります(笑)。
工程も仕上がりもざーっとした感じ。
庶民の食べ物なんだ!ってことを感じさせてくれます。

私が注文した、そば台付き肉玉650円。

乱暴に作っているようでいて、生地とそばとキャベツと肉玉に一体感がある三津浜焼き。

仕上げのソースはかなり控えめにかけてありましたが、
そばに味が付いているので、そのまま食べても美味しいです。

足りなければ、卓上のソースやピリ辛ソース、一味を振って頂きます。
鼻の頭と胸の谷間からしたたり落ちる汗を感じつつ、完食!

鉄板の隣では、あらかじめ電話注文された三津浜焼きがソースをぶくぶく焦げ付かせながら、客待ちをしてました。
生地からはみ出た麺がカリッとクリスピー!
それはそれは美味しそうでしたよ♪
ハヤクキテー♪

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日の出 (お好み焼き / 三津駅、港山駅、三津浜駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
kimono_ann at 08:57│
│お好み焼き・たこ焼き。 | 麺(福岡県外)。